2026年5月15日

【この記事の要点まとめ】
運動処方箋とは、医師が患者の病状や体力に合わせて、運動の種類・強度・頻度を具体的に記した「運動の計画書」です。
当院では「健康スポーツ医」の資格を持つ専門医が、腎臓病や糖尿病などの持病があっても安全に行える運動を提案(処方)します。
同じ敷地内のメディカルフィットネス「ビタレーザラボ」と連携し、処方箋に基づいた指導を受けられます。
一定の条件で医療費控除の対象となる場合があり、マンジャロ®等との併用によるダイエット効果も期待できます。
こんにちは。吹田いろどり腎臓・糖尿病内科クリニックです。
診察室で「まずは運動をしましょう」と言われた経験はありませんか?
「わかってはいるけれど、具体的に何をすればいいの?」
「自己流でやって、膝や腰を痛めたら怖い……」
「そもそも運動が苦手で、何をやっても続かない」
そんな不安を解消し、お薬と同じように医師が具体的な運動内容を指定するのが「運動処方箋」です。
1.「運動処方箋」とは?
お薬の処方箋に「種類・量・タイミング」が書かれているように、運動処方箋はあなたに最適な運動プログラムを具体的に数値化したものです。

当院では、患者さんの病状や体力、生活スタイルに合わせて、以下のような項目を具体的に「処方」します。
運動の種類:ウォーキング、自転車、水中歩行、筋力トレーニングなど
運動の強度:「少し息が弾む程度」「会話ができるくらい」などの目安
運動の時間::「1回30分、週3回」など
注意事項::避けるべき運動、中止すべきサイン
「何でもいいから運動して」ではなく、「今のあなたには、この運動が安全で効果的です」と医学的な根拠をもって提案します。
2.「健康スポーツ医」がいるクリニックの強み
運動処方箋を発行するには、医学と運動学の両方の深い知識が必要です。
当院の院長は、日本医師会認定の「健康スポーツ医」です。これは、スポーツや運動を通じた国民の健康増進を専門とする医師に与えられる資格です。
特に腎臓病や糖尿病、高血圧をお持ちの方は、やみくもに激しい運動をすると、かえって腎機能に負担をかけたり、低血糖を起こしたりするリスクがあります。だからこそ、病気を熟知した専門医が「やっていい運動」と「気をつけるべきこと」をセットで処方することに意味があるのです。

3.メディカルフィットネス「ビタレーザラボ」との連携
「処方箋をもらっても、一人でやるのは心細い」という方もご安心ください。
当院は、同じ敷地内にある「ビタレーザラボ」と連携しています。
ビタレーザラボは、大阪大学整形外科監修の運動型健康増進施設(現在申請中)です。一般的なスポーツジムと違い、医学的な根拠に基づいた運動プログラムを提供していることです。
●プロによる指導:処方箋を持参することで、専門トレーナーがあなた専用のメニューを組み、安全にサポートしてくれます。
●医療費控除の対象に: 一定の条件を満たせば、施設利用料が「医療費控除」の対象になる場合があります(※2026年夏〜秋より運用開始予定)。
●ダイエット効果の最大化: GLP-1受容体作動薬(マンジャロ®など)を使用中の方は、適切な運動を組み合わせることで、筋肉量を維持しながら健康的な減量を目指せます。

4.こんな方におすすめです
●「運動しなさい」と言われたけど、具体的に何をすればいいかわからない方
●自己流で運動を始めて、膝や腰を痛めた経験がある方
●腎臓病・糖尿病・高血圧などの持病があり、運動に不安がある方
●スポーツジムに通いたいけど、医師のお墨付きが欲しい方
●薬だけに頼らず、運動の力も借りて体を改善したい方
●GLP-1受容体作動薬(マンジャロ®)と運動療法を組み合わせて、しっかりダイエットしたい方
5.よくあるご質問
Q. 運動処方箋は保険適用ですか?
A. 運動処方箋自体は診療の一環です。ジム利用については一定の条件のもとで医療費控除の対象になる場合があります(2026年夏〜秋頃より運用開始予定)。詳しくは診察時にご確認ください。
Q. どのくらいの頻度で運動すればいいですか?
A. 患者さんの状態によって異なりますが、週2〜3回・1回30分程度が一般的な目安です。処方箋に基づいて個別に設定します。
Q. 腎臓病でも運動して大丈夫ですか?
A. 適切な強度の運動は腎臓病の方にも推奨されています。ただし激しい運動は腎機能に負担がかかる場合があるため、医師の指導のもとで行うことが大切です。
まとめ
運動処方箋は、医師が出す「運動のオーダーメイド計画書」
当院の院長は健康スポーツ医。病気を踏まえた安全な運動の処方
同じ敷地内の「ビタレーザラボ」で、プロのサポートを受けながら実践可能
医療費控除の活用で、経済的なメリットも
「運動しなさい」という言葉を、前向きな「治療」に変えてみませんか?
あなたの「彩りある健康な毎日」のために、私たちが全力でバックアップします。
まずは診察室で、お気軽にご相談ください。
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診療内容: 腎臓内科・糖尿病内科・代謝内分泌内科(甲状腺)・生活習慣病・訪問診療
アクセス: 阪急/モノレール「山田駅」徒歩圏内(駐車場42台完備)
連携施設: ビタレーザラボ(メディカルフィットネス)、ビタレーザキッチン
ビタレーザラボのホームページもご覧ください。ビタレーザラボ – 大阪府吹田市 グローバルビレッジ津雲台
【参考文献】
-日本医師会. 健康スポーツ医制度について. 日本医師会; 2023.
-日本糖尿病学会. 糖尿病診療ガイドライン2024. 南江堂; 2024.(運動療法の章)
-厚生労働省. 健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023. 厚生労働省; 2023.
【執筆者】
部坂 篤(へさか あつし) 吹田いろどり腎臓・糖尿病内科クリニック 院長
※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断や治療に代わるものではありません。運動療法の適応や注意点は個人により異なります。医療費控除の適用条件についても、詳しくは診察時にお尋ねください。