2026年4月14日

こんにちは。吹田いろどり腎臓・糖尿病内科クリニックです。
ふと鏡を見たとき「首の前あたりが腫れている気がする」、ご家族やお友達から「首が太くなった?」と言われたということはありませんか?

「太っただけかな」「気のせいかも」と放置してしまいがちですが、実はその腫れ、「甲状腺」の病気のサインかもしれません。
何科を受診すべきか迷っている方へ、当院でできる甲状腺の検査と、早めに受診するメリットについて解説します。
1. 首の前側の腫れ、その正体は「甲状腺」かもしれません
のどぼとけのすぐ下にある「甲状腺」は、蝶が羽を広げたような形の小さな臓器です。全身の代謝をスムーズにする「甲状腺ホルモン」を作る重要な役割を担っています。

首が腫れる原因はさまざまですが、代表的な疾患には以下のようなものがあります。
橋本病(慢性甲状腺炎):ホルモンが不足し、だるさ、冷え、むくみ、体重増加などの症状がでることがあります。
バセドウ病:ホルモンが過剰になり、動悸、体重減少、手の震えなどの症状が出ます。
甲状腺の結節(しこり): 甲状腺の中にできる「塊」です。多くは良性ですが、稀に悪性の可能性もあるため、エコー検査による確認が欠かせません。
2. こんな症状、心当たりはありませんか?(セルフチェック)
首の腫れ以外にも、甲状腺の異常は全身の体調変化として現れます。
しっかり休んでも疲れが取れない、やる気が出ない
安静にしているのにドキドキ(動悸)がする
急に体重が増えた、あるいは食べているのに減った
暑がり、または寒がりになった
手が細かく震える
顔や足がむくみ、指輪が入りにくくなった
特に女性の場合、こうした症状は更年期障害や自律神経失調症と間違われやすく、「年齢のせい」で見過ごされてしまうケースが少なくありません。
詳しくは代謝内分泌内科の診療ページもご覧ください。
3. 当院なら「甲状腺検査」がその日のうちに完結します
「検査の結果を聞くために、また来週来てください」と言われ、不安な日々を過ごした経験はありませんか? 当院では、患者さんの「早く知りたい」という気持ちに応えるため、即日検査体制を整えています。
院内で実施可能な検査
血液検査(甲状腺ホルモン): TSH、FT3、FT4の数値を当日中に算出します。
甲状腺エコー(超音波検査): 甲状腺の大きさやしこりの有無などを画像で詳しく確認します。

当院の副院長は、糖尿病・甲状腺疾患を専門としており、診療経験が豊富です。検査結果に基づき、その日のうちに治療方針などを丁寧にご説明いたします。
4. 「異常なし」を確認することも、大切な治療のひとつです
検査の結果、何も問題がなければ、それは「安心」という大きな収穫になります。モヤモヤとした不安を抱え続けるよりも、一度しっかり調べてスッキリさせることが、心身の健康にとって非常に重要です。
もし病気が見つかったとしても、甲状腺の病気は適切な治療によって、体調が改善することが多いのも特徴です。
「もっと早く相談すればよかった」
そうおっしゃる患者さんの笑顔が、私たちの励みです。
まとめ
首の前側の腫れや違和感は、甲状腺疾患のサインかもしれません。
更年期症状と似ているため、見逃されやすいのが特徴です。
吹田いろどり腎臓・糖尿病内科クリニックでは、血液検査とエコー検査が当日完結します。
鏡の前で少しでも「あれ?」と思ったら、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの不安を「安心」に変えるお手伝いをさせていただきます。
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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の症状や診断については、必ず医師の診察を受けてください。
【参考文献】
-日本甲状腺学会「甲状腺疾患診療ガイドライン2024」
-日本内分泌学会, 日本糖尿病学会 編「内分泌代謝・糖尿病内科領域専門医研修ガイドブック2023」
-Ross DS, et al. 2016 American Thyroid Association Guidelines for Diagnosis and Management of Hyperthyroidism and Other Causes of Thyrotoxicosis. Thyroid. 2016;26(10):1343-1421.
【執筆者】
部坂 有紀(へさか ゆき) 吹田いろどり腎臓・糖尿病内科クリニック 副院長