1型糖尿病の食事や外出、我慢していませんか?~リブレやカーボカウントで「自分らしく」過ごす工夫|吹田の腎臓内科 糖尿病内科|吹田いろどり腎臓・糖尿病内科クリニック

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1型糖尿病の食事や外出、我慢していませんか?~リブレやカーボカウントで「自分らしく」過ごす工夫

1型糖尿病の食事や外出、我慢していませんか?~リブレやカーボカウントで「自分らしく」過ごす工夫|吹田の腎臓内科 糖尿病内科|吹田いろどり腎臓・糖尿病内科クリニック

2026年2月06日

1型糖尿病の食事や外出、我慢していませんか?~リブレやカーボカウントで「自分らしく」過ごす工夫

こんにちは。
大阪府吹田市にある「吹田いろどり腎臓・糖尿病内科クリニック」
副院長の部坂 有紀(へさか ゆき)です。
 
今回は、インスリン治療を行っている方、特に1型糖尿病の患者さんが抱えがちな「見えない負担」と、それを解決するための「最新の工夫」についてお話しします。

突然ですが、お友達との楽しいランチや飲み会の最中、ふとした瞬間に孤独を感じることはありませんか?


診察室で患者さんとお話ししていると、以下のようなお悩みをよく耳にします。
 
「そろそろ打たないと…でもタイミングがない」と、会話よりも時計ばかり気にしてしまう
「食べる前に、トイレに立ってこっそり注射を打つのが惨めだ」
「みんなと同じスイーツを食べたいけど、『糖尿病だから』と断っている」
「低血糖が怖くて、大好きなスポーツや長時間の旅行を諦めている」

もし、このように周囲に気を使い、「自分らしさ」を少しずつ削って糖尿病という枠の中で小さくなってしまっているとしたら……それはとてももったいないことです。
 
当院では、最新の医学とデバイス、そしてちょっとした生活の工夫で、病気があっても今まで通り(あるいはそれ以上に)人生を楽しむ方法を患者さんと一緒に考えています。

ひと昔前までは、血糖値を測るために毎回指先に針を刺して血を出し、食事のたびに人目を盗んでお腹に注射をするのが当たり前でした。しかし、医療機器は劇的に進化しています。
 
その代表格が、持続血糖測定器(CGM/FGM)です。
当院でも導入している『FreeStyle リブレ 2®』などを用いることで、24時間365日、血糖変動をリアルタイムに把握できるようになりました。

【進化したデバイスのメリット】

服の上からスマホで測定できる 
人目を気にせず、スマホをかざすだけで測定が可能です。飲み会や外出先でもスマートに対応できます。
 
・血糖値を「点」ではなく「線」で把握できる 
食後の急激な上昇や、運動時の下降傾向などがグラフで見えるため、事前の対策がしやすくなります。
 
・アラート機能で安心 
夜間低血糖や高血糖になる前にアラート(通知)で知らせてくれるため、安心して眠ることができます。

1型糖尿病の食事療法において、現在主流となっているのが「カーボカウント」という考え方です。
これまでの「決められた単位数に合わせて食事を制限する」方法とは異なり、「食べる炭水化物(カーボ)の量に合わせてインスリン量を調整する」手法です。
このスキルを身につければ、友人と同じスイーツを食べたり、コース料理を楽しんだりすることも夢ではありません。食事の楽しみを諦める必要はないのです。

病気があるからといって、あなたの人生の彩り(Color)を消す必要は全くありません。
吹田いろどり腎臓・糖尿病内科クリニックの診察室では、検査データの確認(HbA1cや血糖値など)だけでなく、これからの予定や、やりたいことをぜひ教えてください。
 
「来月、旅行に行きたい」
「フルコースの料理を食べたい」
「スポーツ大会に出場したい」


その目標を叶えるために、インスリンの調整方法やデバイスの活用法を一緒に作戦会議しましょう。 1型糖尿病でも「自分らしく」輝けるよう、私たちが全力でサポートいたします。

【参考文献】
-日本糖尿病学会 編・著『糖尿病診療ガイドライン2024』
-国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター「1型糖尿病」
 
【執筆者】
部坂 有紀(へさか ゆき)吹田いろどり腎臓・糖尿病内科クリニック 副院長[日本糖尿病学会 糖尿病専門医 / 日本内科学会 認定内科医]

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