足のむくみと腎臓の関係|受診の目安を腎臓専門医が解説|吹田の腎臓内科 糖尿病内科|吹田いろどり腎臓・糖尿病内科クリニック

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足のむくみと腎臓の関係|受診の目安を腎臓専門医が解説

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2026年7月17日

足のむくみと腎臓の関係|受診の目安を腎臓専門医が解説

この記事でわかること

・足のむくみと腎臓の関係
・「様子を見てよいむくみ」と「受診が必要なむくみ」の見分け方
・当院で受けられる即日検査の流れ

足のむくみが続いて不安になっていませんか?

「最近、夕方になると靴がきつい…」

 「靴下の跡が、翌朝になってもなかなか消えない」

たしかに、長時間のデスクワークや立ち仕事の後に一時的に足がむくむのはよくあることです。
しかし、何日も続く足のむくみや、朝から自覚するむくみには、腎臓の病気が隠れている場合があります。

この記事では、見逃してほしくない「むくみと腎臓の関係」について、専門医がわかりやすく解説します。

足のむくみと腎臓にはどんな関係があるの?

腎臓には、体内の余分な水分と塩分を尿として体外に排出・調節する、いわば「フィルター」のような働きがあります。しかし、何らかの理由で腎機能が低下すると、この調節がうまくいかなくなり、行き場を失った水分や塩分が体内にたまっていきます。 その結果、重力の影響を最も受けやすい「足」にむくみ(浮腫)として現れるのです。日本腎臓学会のガイドラインでも、腎障害の症状として「尿量の減少」や「むくみ」が挙げられています。つまり、足のむくみは腎臓からの「早く気づいてほしい」という大切なサインなのです。

足のむくみを起こす主な原因

むくみを引き起こす原因は、腎臓だけではありません。大きく分けると以下のようなものがあります。

・腎臓の病気:慢性腎臓病(CKD)、ネフローゼ症候群、急性腎障害 など
・心臓の病気:心不全(ポンプ機能の低下)により血液の循環が悪くなる、など
・生活習慣:塩分の摂りすぎ、長時間の同じ姿勢、運動不足 など
・薬の影響:一部の降圧薬や痛み止めなどの副作用

原因によって治療法や対処法がまったく異なるため、「どこからきているむくみなのか」を医療機関で正しく調べることが重要です。

こんな症状はありませんか?危険なむくみのセルフチック

以下の項目に1つでも心当たりがあれば、放置せず早めの受診をおすすめします。

朝起きたときから、足やまぶたがむくんでいる
・むくみが3日以上続いている、または徐々にひどくなっている
・体重が急に増えた(目安:1週間で2kg以上の増加)
・尿の量が減った、または尿が細かく泡立つ(消えにくい)
・体のだるさ(全身倦怠感)や食欲低下が続いている
・過去の健診で「腎機能(尿素窒素・クレアチニン・eGFR)」や「尿たんぱく」を指摘されたことがある

専門医からのワンポイント
「夕方だけむくんで、一晩寝たら治る」のは生活習慣による一時的な可能性が高いです。しかし、「朝からむくんでいる」「短期間で急激に体重が増えた」という場合は、体内に過剰な水分がたまっている証拠。心臓や腎臓に大きな負担がかかっているサインであるため、精密検査が必要です。

当院でできる即日検査

「検査結果が出るまで何日も待つのが不安」「何度も通院するのが大変」という方のために、当院ではむくみの原因を調べるための主要な検査を院内で完結し、当日に結果をお伝えできる体制を整えています。

・採血検査:クレアチニン・eGFR(腎機能の指標)、アルブミン値などを測定
・尿検査:たんぱく尿・血尿の有無を確認
・エコー検査:腎臓の大きさや血流を画像で評価

当院の特徴は、「来週また結果を聞きに来てください」ではなく、受診されたその日のうちに結果を共有し、これからの治療や生活方針を一緒に考えられることです。

詳しくは吹田いろどり腎臓・糖尿病内科クリニック公式サイトをご覧ください。

よくあるご質問

Q. 夕方だけむくむのは腎臓の病気ですか?

A. 夕方だけのむくみは、長時間の立ち仕事やデスクワークによる一時的なものが多いです。
 一晩寝て翌朝には改善している場合、すぐに心配する必要はありません。
 ただし、毎日繰り返す場合や程度がひどくなっている場合は、念のため検査を受けておくと安心です。

Q. むくみがあったら何科を受診すればいいですか?

A. 足のむくみに加えて、尿の異常(泡立ち・量の減少)や健診での腎機能の指摘がある場合は、腎臓内科の受診をおすすめします。

Q. むくみを予防するために自分でできることはありますか?

A. 塩分を控えめにすること、適度に体を動かすこと、長時間同じ姿勢を続けないことが基本です。
 ただし、腎臓の病気が原因の場合はセルフケアだけでは改善しないため、まずは原因を調べることが大切です。

まとめ

腎臓は、「沈黙の臓と呼ばれおり、慢性腎臓病(CKD)は初期に自覚症状がほとんどありません。 しかし、放置すると腎機能が徐々に低下し、将来的に透析が必要になる可能性もあります。だからこそ、足のむくみという「目に見えて気づきやすいサイン」を見逃さないでいただきたいのです。早い段階で原因を特定できれば、お薬による加療だけでなく、食事(減塩など)や生活習慣の工夫によって、進行を十分に抑えることができます。

「これって病気のむくみなのかな?」「どこに相談すればいいかわからない」と一人で悩まず、どうぞお気軽に当院へご相談ください。

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【参考文献】
日本腎臓学会「腎臓の病気の症状 むくみ(浮腫)」

【執筆者】
部坂 篤(へさか あつし) 吹田いろどり腎臓・糖尿病内科クリニック 院長
(日本腎臓学会腎臓専門医・日本内科学会総合内科専門医・日本透析医学会透析専門医・日本高血圧学会高血圧専門医)

※本記事は一般的な医学情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。
※症状には個人差があり、記載内容がすべての方に当てはまるわけではありません。
※具体的な治療方針については、必ず医師の診察をお受けください。

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